はじめに、我々が指針とすべきものについて論を交わした。結果、部全体として一層の成長を果たし、成績を残すためには、各々が恒常的な向上心を抱き、既成観念に囚われずに革新を図り続けることであると結論づけた。
「嚆進」には、「嚆矢」と「高進」の二つの語義を込めた。
「嚆矢」には先駆けとなるという意味がある。これには55期執行学年の部活の運営方針にもある、強いチームを創り上げるため、後の代に先立った革新を追求し続けるという意味が込められている。
「高進」には気持ちや度合いが漸進的に高まるという意味がある。これも運営方針にあるように、個人がひたむきに弓道と向き合い、部全体としてメリハリのある環境を醸成することで、更なる高みを目指すという意味が込められている。
以上により、全体目標は「嚆進」に決定した。